遺品整理業者は、遺族に代わって遺品整理をスムーズに進めてくれます。とはいえ、遺品整理を依頼するときに何の準備もしなくていいというわけではありません。遺品整理をする前には打ち合わせや見積り相談が必要です。
どのような作業をしてもらいたいのかを事前に伝え、不明な点は質問して解決しておきましょう。また、見積りを取って料金を把握しておくことも大切なポイントです。見積りの際には、追加料金やオプション料金がかかるかどうかについても確認しておきましょう。
現在使用していない空き家の遺品整理を依頼するケースは少なくありません。こういった空き家は電気や水道が止められていることがありますが、その状態で作業をするのはかなり難しいものです。暗い場所ではスムーズに作業ができませんし、整理のあとには清掃も必要となります。遺品整理の当日までに、電気や水道を使える状態にしておきましょう。
遺品整理業者に対して希望がある場合には、事前に伝えておくようにしたいものです。特に、当日ずっと立ち会うことが難しい場合には、要望を細かく伝えておきましょう。例えば、故人のデスクや一部の収納棚などに手を付けてほしくないときには、作業の範囲を指定しておきましょう。また、処分してほしくないアイテムがある場合にも事前に伝えておきたいものです。
遺品整理業者に探し物を依頼するケースもあります。例えば故人が大切にしていたアイテムを保管したいが部屋のどこにあるかわからない場合、故人がエンディングノートや遺言書を保管していると思われる場合などには、遺品整理業者に探してもらうとよいでしょう。遺品整理業者は作業当日に不用品の仕分けをしてくれるので、遺族側で前もって分別しておく必要はありません。
専門の清掃業者にゴミ屋敷掃除を依頼するときには、以下のポイントに気を付けましょう。
1.料金だけで選ばない
ゴミ屋敷をとにかくきれいにしたいという思いから、最も料金が安い業者を選んで依頼しようと考える方もいると思います。しかし、格安でゴミ屋敷掃除をすると宣伝している業者があとから追加料金を請求するケースは少なくありません。
また、不用品を不法投棄など間違った方法で処分する業者もいるので気を付けましょう。格安で依頼できる業者の中には、広告費や人件費を最小限に抑えるなどの企業努力をしているところもあります。格安業者に依頼するときには、なぜ安いのかを質問してみるとよいでしょう。
2.必ず見積りを取る
あとから追加料金を請求されるのを防ぐためにも、依頼前には必ず見積りを取りましょう。見積りはできれば複数の業者から取り、内容を比較したいものです。複数社の見積りを取れば相場がわかりやすくなりますし、費用交渉にも役立ちます。見積りを取るときには、スタッフの応対に問題がないか、信頼して依頼できる業者かどうかもチェックしておきたいものです。
3.業者の情報を確認する
ゴミ屋敷清掃業者のウェブサイトで会社の所在地や電話番号を確認しておくことも大切です。所在地などの情報を明記していない業者に依頼すると、トラブルが起きたときに問い合わせができない可能性があるので気を付けましょう。
4.評判をチェックする
評判や口コミをチェックしておけば、悪徳業者に依頼してトラブルになるリスクを防げます。インターネットで業者名を検索して、口コミ評判を比較してみましょう。ただし、中には競合している業者が他社の評判を下げるためにわざと悪評を投稿するケースもあります。口コミ評判を見るときには、内容に惑わされすぎないようにしましょう。
遺品整理業者やゴミ屋敷掃除業者は、依頼人に代わって室内の整理や不用品回収、掃除などを済ませてくれます。とはいえ、事前に要望を伝えておくことや費用体系を確認しておくことはとても大切です。後々のトラブルを避けるためにも、必要な準備をしておきましょう。
香川のウィズイング株式会社は遺品整理や不用品回収、清掃のご相談に応じております。業者による遺品整理や清掃が必要なときには、ウィズイング株式会社をお選びください。