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日別アーカイブ: 2024年7月13日

死ぬ前にやっておくべきことリスト10選!後悔しないための準備を始める

人生の終盤を迎え、自分の人生について改めて考え始める、落ち着いた考えを持つ方へ。
漠然と「亡くなる前に何か準備しておかないといけない」と感じているけど、具体的な方法がわからない、具体的な準備内容を知りたいと感じているのではないでしょうか。

この文章では、終活を始めるにあたって、何をすれば良いのか具体的な項目を10個紹介します。
終活へのハードルを下げ、後悔のない人生を送るための準備を始めましょう。

 

□亡くなる前に準備することのメリット

 

亡くなる前に準備をすることは、自分自身だけでなく、残された家族にとっても多くのメリットをもたらします。
具体的には、以下の3つのメリットがあります。

1: 相続トラブルの防止

生前整理や遺品整理、財産の整理などに全く手をつけていないと、残された家族は何を相続すればよいのか混乱してしまいます。
相続税の申告漏れがあったり、親族同士で揉めたりする原因にもなりかねません。
遺言書を作成したり、財産の整理をしておくことで、相続トラブルを未然に防ぐことができます。

2: 家族への負担軽減

死後、家族は様々な手続きや遺品整理など、多くの負担を強いられます。
生前の元気なうちにある程度身の回りを片付けたり、お墓や葬儀のことを決めておくことで、家族の手間を大幅に削減できます。
家族が悲しみに暮れる中、手続きに追われる負担を減らすことは、家族への最大の愛情表現と言えるでしょう。

3: 後悔のない人生を送る

生前整理や終活を行うことで、自分のこれまでの人生を振り返るきっかけにもなります。
人生を省みた結果、「これからの人生ではこんなことがしたい」という目標が生まれることもあります。
残りの人生をより充実させ、後悔のない人生を送るために、死ぬ前に準備をすることは非常に大切です。

 

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□亡くなる前にしておくことリスト10選!

 

具体的な終活項目を10個紹介し、それぞれの内容をわかりやすく解説していきます。

1: エンディングノートの作成

エンディングノートは「終活ノート」とも呼ばれ、個人情報や老後・死後の希望、家族や友人へのメッセージを書き留めるノートです。
法的な拘束力はありませんが、病気や事故で判断能力を失ったり死亡したりした際に、家族への思いや要望を伝える手段になります。
エンディングノートには、以下の項目を書き留めておくことをおすすめします。
・個人情報(氏名、生年月日、住所、連絡先など)
・医療に関する希望(延命治療の有無、臓器提供の意思など)
・財産に関する情報(預金口座、不動産、有価証券など)
・葬儀に関する希望(形式、場所、費用など)
・家族や友人へのメッセージ

2: 財産の棚卸

自身で管理できなくなった場合や死後に備えて、所有する財産を一覧にした「財産目録」を作成します。
相続ではローンや借金も対象となり、相続人に支払い義務が引き継がれます。
借金があれば記載するのはもちろんですが、できる限り自分で返済するほうが賢明です。
使っていない銀行口座やクレジットカードなどはこの機会に解約しておきましょう。
・預貯金(銀行口座)
・不動産(登記簿)
・有価証券(株式、債券、手形など)
・生命保険(種類、保険会社名、連絡先)
・貴金属
・ローン、借金

3: 老後資金の検討

老後の生活費は、年金だけでは足りないケースが少なくありません。
老後の生活費をシミュレーションし、不足する資金をどのように補うか計画を立てましょう。
・老後資金シミュレーションツールを活用する
・投資信託などの資産運用を検討する
・不動産の売却や賃貸収入を得る

4: 相続税対策

相続では、遺産の合計額が基礎控除額を上回る場合は相続税の課税対象になります。
相続税対策として「生前贈与」「生命保険への加入」などがありますが、詳しくは税理士など専門家への相談をおすすめします。
・基礎控除額:3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

5: 遺言書の作成

遺言書を作成することで、自分の意思を明確に伝え、相続トラブルを防ぐことができます。
・自筆証書遺言:自分で全てを書き、署名
・捺印する遺言書
・公正証書遺言:公証役場で作成する遺言書
・秘密証書遺言:遺言の内容を封筒に入れて、封印し、証人立ち会いのもと、公証役場に預ける遺言書

6: 葬儀の準備

葬儀に関する希望を明確にしておくことで、家族の負担を軽減できます。
・葬儀の形式(一般葬、家族葬、密葬など)
・場所(自宅、寺院、葬儀場など)
・費用 ・供花、香典、お布施など

7: お墓の準備

お墓の場所や形式などを決めておくことで、家族に負担をかけずに済みます。
・永代供養、樹木葬、海洋散骨など
・墓地の購入、管理

8: 身辺整理

身の回りの整理整頓を行い、不要なものを処分することで、家族に負担をかけずに済みます。
・遺品整理
・不用品整理
・大切な物の保管

9: 連絡先リストの作成

重要な連絡先をリスト化しておくことで、家族がすぐに必要な情報にアクセスできます。
・家族、親族、友人、医師、弁護士、税理士など

10: デジタル資産の整理

パスワードやアカウント情報などを整理しておくと、家族がアクセスしやすくなります。
・SNSアカウント
・オンラインバンキング
・メールアカウント
・クラウドストレージ

 

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□まとめ

 

この記事では、亡くなる前に準備することのメリットと、具体的な終活項目を10個紹介しました。
終活は、決して怖いものではありません。
むしろ、自分の人生を振り返り、これからの生活をより豊かにするための機会と言えるでしょう。
今回紹介した項目を参考に、自分にとって必要な準備を始めてみてはいかがでしょうか。