1．自治体の収集に出す

家電は自治体のルールに従って不燃ごみまたは粗大ごみとして処分できます。粗大ごみは事前に回収の申し込みが必要なので、引っ越しまでに処分したい場合は早めに手続きを済ませておきましょう。

2．リサイクルに出す

エアコンや洗濯機、テレビ、冷蔵庫といった特定の家電は家電リサイクル法に従って処分する必要があります。家電リサイクル法に従って手続きをすれば、家電を正しく処分できます。家電を購入したお店がリサイクル法に対応している場合には、有料引き取りを頼むのもよいでしょう。

3．リサイクルショップに持ち込む

状態のいい家電はリサイクルショップで売却できるかもしれません。家電の種類によっては思わぬ高値がつくこともあるので、まずは問い合わせてみましょう。ただし、家電の状態によっては値段がつかず、引き取りを拒否されることもあります。

4．引っ越し業者に引き取ってもらう

引っ越し業者の中には、いらなくなった家具家電の引き取りに応じているところもあります。引っ越しを業者依頼するときには、引き取りサービスがあるかどうかを確認しておきましょう。

5．不用品回収業者に買い取ってもらう

家具を不用品回収業者に引き取ってもらうのもおすすめの方法です。不用品回収業者は不用品をまとめて引き取ってくれるので、引っ越し前に部屋をすっきりと片付けることができます。不用品処分の際には、買取に対応している業者を選んでみましょう。不用品を売却できれば、引っ越しや新生活の資金の足しになるかもしれません。

1．年数

家電の古さは購入からの年数ではなく製造からの年数で考えます。製造された時期が古いほど、家電の価値は落ちていきます。製造から5年以内の家電であれば、種類や状態によってはある程度の値段がつくものです。しかし、5年以上が経過している家電は寿命が近いと判断され、買い取ってもらえないこともあります。

2．汚れや傷、劣化の度合い

汚れている家電や傷の多い家電はそれほど高額で買い取ってもらえないことがほとんどです。使っていく上でどうしてもついてしまうような些細な傷であれば問題はありません。しかし、目に付きやすい場所に大きな傷や汚れがある場合、劣化が激しい場合には買取相場は下がる傾向にあります。

3．需要

その家電に需要があるか、人気の家電かどうかという点も考えておきましょう。人気のブランド家電やハイスペック家電は比較的高値で買取してもらえます。国内大手メーカーの家電も高い値段がつきやすいといえます。とはいえ、ブランド家電であっても中古品である以上、買取価格は購入時の20～40％程度まで下がることがほとんどです。

それほど人気のない家電の場合には買取相場も安くなりがちです。ノーブランド品や人気のないモデルは、たとえどんなに状態が良くても購入金額の10～20％ほどの査定額になります。